当院のリハビリテーション(リハビリ)は、理学療法士による運動療法を実施しています。運動療法とは、障害や疾患の治療と予防のために、運動を活用することです。
医師から患者さんの症状や患者背景、組織損傷の程度や部位などの情報をもとに、理学療法士が適切な評価とリハビリの内容を吟味し、短期および長期の目標を設定していきます。
当院では主にマッケンジー法、ピラティス、レッドコード、パワープレートなどの手法を用いエクササイズを処方していきますが、必要であれば足底板も作成し、痛みの緩和や機能の改善を図っていきます。
当院では入谷式足底板を採用しており、身体の状態を詳細に評価し、一人一人にあった足底板を作成しています。
足底板は、その人にとって、本来ありたい位置に骨格・内臓・神経を正し、痛みの開放や、気持ちよく動けるよう導くための一つのツールです。
病態診断や症状を基に単に足型をとるだけでなく、その人の歩行や動作をもとに総合的に評価し、オーダーメイドで作成していきます。
現在では、変形性膝関節症の方や、足部の痛みでお悩みの方に、効果を実感していただいております。
完成後も必要なタイミングで調整していきます。
詳しくは『入谷式足底板』のブログをご覧ください。
腰痛や首、手足の痛みに適応があり、国際的に使用されている健康回復のための自己管理法です。
日本では、腰痛体操、ヘルニア体操として、ぎっくり腰、背中の痛み、脊柱管狭窄症などの治療に用いられています
急性期はもとより繰り返す腰痛に対しても、回復期間を短くするために役立つストレッチの様な方法です。自宅でも簡単に行える体操なので、疼痛改善はもちろん再発予防にも効果が期待できます。
痛みに対して、自身の問題を一緒に考え、解決するための治療法となっています。そのため、包括的な健康回復、維持を獲得することが見込めます。
ピラティスとは、正しい姿勢、正しい身体の使い方を覚えるエクササイズです。
エクササイズを通して、自身の身体に対する気づきを得ることで、姿勢修正に繋げます。このエクササイズを続けることにより、現代人に多い肩こり・腰痛などの改善や予防などの健康維持に役立ちます。
当院では、ピラティス資格を持った理学療法士が、初心者でも始めやすいエクササイズを処方し、治療として活用しています。
レッドコードという機材は、ノルウェー発祥で帆船技術を用いた治療器具になります。
特別な運動処方があるわけではなく、運動療法の一環として実施していきます。
主にリラクゼーションがより効率よく行え、自重にてトレーニングが可能となります。
パワープレートとは、人体に悪影響の無い振動を利用した、エクササイズ振動マシンです。
一人一人の状態に合わせて、ストレッチ、トレーニング、リラクゼーションを選択し、骨、筋肉、神経などに刺激を与えていきます。
アスリートや一般のスポーツジムなどにも活用されており、幅広い世代の方にお使いいただけます。
脳への振動や、直接的な関節への負担を軽減するために、知識を持ったリハビリスタッフが、パーソナルにエクササイズを処方するので、より効果的に安全な治療を提供することができます。
(時に副作用として筋肉痛の様な症状が出る方がいますが、正常な筋活動の結果です。負荷量を調節することや継続していくことで慣れていきます。)