外傷や変性疾患、スポーツ障害など原因を問わず、腰痛や関節痛などの筋骨格系の痛みに対し、正しい病態の把握なしに精度の高い診断を下すことはできません。また、精度の高い診断なしに、適切な治療法を選択することもできません。
多くの場合、問診と所見、レントゲンをもとに診断していきますが、受診した施設により診断名や説明が異なることを経験した方も多いと思います。このような原因のひとつには、どれほど経験を重ね詳細な問診や触診を行っても、異なる医師の診断の一致率は思ったより高くないことが分かっています。一方、画像診断装置の進歩はめざましく、CTやMRIを用いればレントゲンではわからない詳細な骨折や筋肉や靭帯、半月板などの軟部組織の損傷を正確に診断できるようになりました。
当院では、最新の知識を得ることはもちろん、適切な画像診断を使用して精度の高い診断を心がけています。